最大の特徴はそのロケットカウルですが、ハーフカウルにもかかわらず、あの往年の名車、マイクヘイウッドレプリカを髣髴させる面影を持っているのが魅力です。
シートは脱着式のシングルシートカバーが標準装備され、カバーを外してタンデムシートにしても、バイク全体のシルエットに影響を与えないデザインがなされているのも、このSport1000Sならではの”売り”。
加えて足回りでは、フロントはマルゾッキ製の倒立フォークとしながらも、リアはオーソドックスなフルアジャスタブルのツインショックを装備し、「Sport1000では、個性が強すぎる」とか「GT1000では、スタイルがおとなし過ぎる」といった意見の人をも満足させる特性を持った仕上がりが、ある意味でClassicファンの最大公約数を満足させる王道になっていると言って良いかもしれません。
たしかに、Classicシリーズで、スタイルにおいてドゥカティーらしさを求めるなら、このバイクをおいて外にはないでしょう。
カラーリングはモノトーンのレッドのみ(フレームもレッド、スポークホイールのリムはブラック)を設定。価格は159.8万となっています。