1997年にSTシリーズのデビューを飾ったST2には、空冷2バルブ1,000ccのLツインを水冷化したエンジンを搭載、そして1999年に登場したST4にはスーパーバイク系の水冷4バルブエンジンを採用していましたが、2004年に専用設計となった3バルブ”デスモ3”エンジンを搭載するようになり、今に至っています。
吸気2バルブ、排気1バルブのこの”デスモ3”エンジンは、最高出力107psを発揮し、低速域での扱いやすさと高速域での伸びを実現した、まさにツアラー向けの特性を持っているのが売り。
そして足回りでは、2006年から前後にABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が付き、フロントにはSHOWA(ショーワ)のフルアジャスタブル倒立フォーク、リアにはOHLINS(オーリンズ)のショックが装備されたことで高い安全性と快適なハンドリングを実現しています。
大きめのスクリーンやフルカウルなど、ツアラーとして欠かせない装備は当然おさえられていますから、ツーリング主体でドゥカティーに乗りたいライダーにはベストチョイスのバイクですよね。
カラーリングは、レッド、ブラック(各々、フレームも同色)の2色で、ホイールはどちらもブラックを設定。価格は、156.9万となっています。