兄貴分のMonsterが最新モデルですべて”SR”を冠するようになったため、左右2本出しのマフラーや両持ちのスイングアームなど、Monsterオリジナルの姿を残しているのはこのモデルだけとなっていて、特徴的なのは、たかが400と侮れないドゥカティーならではのメカニズムや装備がしっかりと受け継がれていること。
エンジン(398cc、44ps)回りでは、まだこのクラスでは少ないフュエル・インジェクションに加え、バルブ開閉機構として当然のようにデスモドロミックを採用していますし、足回りでは、フロントはマルゾッキ製の倒立サスペンションとBREMBO(ブレンボ)のキャリパー、リアはザックス製のアジャスタブル・モノショックを装備し、車格からすれば十分すぎるほどのつくりになっています。
カラーリングは、レッド、ブラックの2色を設定。フレームはどちらもレッド、ホイールはどちらもブラックで、価格は85.9万となっています。